「ハノーバー高校落書き事件簿」(American Vandal) シーズン1を観ました♪

Netflix
09 /21 2017
Netflixオリジナルのモキュメンタリー(フィクションを元に作られるドキュメンタリー風の表現方法)です。
殺人者への道」(Making a Murderer) やpodcast「Serial」といった犯罪ドキュメンタリーのパロディで、私の好きなミステリ×ユーモアの組み合わせ! 面白くて2日間で一気見しました。



【あらすじ】
高校の駐車場に残された卑猥ないたずら書き。
高校4年生のDylan Maxwellが第一容疑者になり退学処分を受ける。
無実を訴える彼の主張を受け、2年生のPeter Maldonadoが調査に乗り出す。

【感想】
落書きの内容は、ふざけていてくだらないのに、真実を暴くと息巻いているドキュメンタリー制作班は大真面目。
そのギャップが可笑しくてたまりません。
ミステリーも良く出来ていて、先が気になる気になる! 1話終わると無意識に「次を見る」ボタンを押していました(^^)
30分近くのエピソード8話なのであっという間に終わってしまった感じかなぁ。

また、ファッション、スラング、social mediaの使い方に至るまでアメリカの高校生の日常が細部にわたってリアルに映像化されているのも特徴ですねー。
そして意外にも最後は結構重いテーマを投げかけてくるというユニークな作品でした♪

【トリビア&ネタバレ感想】

・Peter役のTyler Alvarez は、A lot of American Vandal was improvised. とインタビューで語っている。
即興のセリフが多いせいかとってもリアルでしたよねー。

・犯人はChrista Carlyleとその彼氏のVan Deloreyの二人らしい。
Van Deloreyがスプレー書き、Christaが監視カメラの映像を消去という共同作業だったのでしょう。

VAN DELorey christa CARlyleですよー。
ヒントが名前に隠されていました(*^ー゚)v

・Coach Raffertyに対するリベンジが動機。
苦情申し立ても学校側に無視され、あろうことか彼は年間最優秀教師として選出される。
Christaははらわたが煮えくり返る思いだったのでしょう。
教師全員の車に落書きをしたのは、犯行動機を分かりづらくする意図があったことに加え、立ち上がってくれる教師が一人もいなかったことへの恨みからだと思います。

・しかし犯人はあの二人らしいという推論で終わっており、ましてや逮捕などまで至っていない。
これは他の多くの犯罪ドキュメンタリーのそれに倣っていますねー。

・Heyのあとのyの数に注目。
hey.jpg
・ラストでスペイン語教師の車庫前の道に落書きをしたのは他ならぬDylan。
ball hairsをわざと描かず、車の落書きに似せたので、自分以外の人が疑われるはずと浅はかにも思ったのでしょう。
防犯カメラの可能性に想像をめぐらせられないところが、おバカと言われる所以...(>д<;)

このDylanの行動、折角無実が認めてもらえたのに、ホンモノの犯罪をどうしてわざわざ犯すのかな?と最初は不思議に感じました。
どうやら、学校の生徒達が自分をどのように見ているかをフィルムを通して客観的に知り、Dylanは「アホな行動をするのは自分」というレッテル貼りを自分に対して行ったようですねー。

少し調べてみましたが、この行動って1960年代に社会学者ハワード・ベッカーが提唱したLabeling Theoryという理論で説明できそうです。
Labeling Theoryとは
「ある人物の特性は、その人物の行為ゆえというよりも、周囲から貼られる特定のレッテルによって決められる。ひとたびレッテルが貼られると(ラベリング)、その人物はそのラベリングのもとにアイデンティティと行動パターンを形成するようになる、という理論」

Dylanが人気者になるハッピーエンドで終わらず、この結末を持ってくることで、作品が奥深いものになったと思います。

・Peterは真実を追うという大義のためなら、他人に知られたくない秘密の暴露や、状況証拠だけで判断し犯罪の疑いをかけることは許されるのかという問題にぶち当たる。
Sarah PearsonはPeterのせいで酷い目に遭いましたよねー。
PeterがChristaを執拗に問いつめなかったのは、このように自分のフィルムが他人を傷つけてしまう危険性を考えてのことでしょう。

振り返ってみれば、昨今の犯罪ドキュメンタリーは、犯人追及のために、ややもとすると事件関係者のプライバシー侵害に無頓着になる傾向も。 手段を選ばずもっと暴いて欲しいと思う視聴者も、ある意味共犯者なのかもしれません。
Peterがこれ以上追及せず思いとどまった決断を通して、「取材側にも、もう少しデリカシーが必要かもしれない」という警鐘を感じました。

【英語の聞き取りやすさ】
原語のみ字幕なしでの英語理解度は85%くらいでした。
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「THE BRIDGE/ブリッジ」(スウェーデン原題:Bron、デンマーク原題:Broen) S2観ました♪

Netflix
09 /19 2017
シーズン1が大変良かったので、さすがにそれは超えられないだろうと高をくくっていたら、超えてきました!(あくまで私の中の評価ですが)
プロット、セリフ、演技、カメラワーク、音楽、演出どれも洗練されていてもう最高❤
息つく間もない展開でしっかりサスペンスアクションも見せてくれるのに、登場人物の心理描写も実に丁寧。
MartinとSagaのコンビがほんといい味出してます。



物語はシーズン1の事件から13か月後の設定です。ですから、シーズン1の内容を忘れてしまう前に視聴をオススメします。
だけどシーズン2はクリフハンガーで終了(途方もなく大きなものではなく、中程度のもの)。

ものすごーくシーズン3を見たい気持ちになり、DVDレンタルも検討しましたが、よくよく考えたらシーズン3もクリフハンガーで終わってしまう可能性もありますよね?(ネタバレ遭遇が怖くて検索できない(;^_^A)
大人しく待つことにしました。Netflixさん、早くシーズン3持ってきて~。

というわけで、自分の記録用にシーズン2の主な出来事と感想を書いていきます。
ネタバレ注意


・別居中のMetteとMartinはやり直せるかと思われたが、二人の結婚は完全破綻。
Metteに「もう愛していない」と告げられてしまう。

・再び失意の中のMartinは、刑務所の中のJensを毒殺?

・Jensの死は、結局罪の意識が高まっての自殺か、それともMartinによって差し入れられた毒入り飲み物の効果が徐々に効いたせいか?

・Sagaは、Martinが犯行後、毒入りのコーヒーのカップをゴミ箱に捨てたと推理。でも仮にも刑事であるMartinがそんなすぐに見破られる方法を使うとは思えないなぁ。あのカップはミスリードさせるためのモノじゃないかな?

・Sagaの恋人のJakobは Sagaとの同棲は失敗と結論付け、引っ越しをする。
彼女がフラれ涙するシーン、人間の心が読めない美しいアンドロイドのように感じました。

・容疑者からスプレーをかけられたダメ刑事のRasmusの出番はあるかしら?

・MartinはSagaの過去を勝手に調べ彼女の怒りを買う。

・Sageの母は、代理ミュンヒハウゼン症候群(自分の代わりに子供など弱者を傷つけ悲劇の主人公を演じる症状)を患っており、Sagaの妹を殺そうとしていたようだ。そのためにSagaは、法に触れる方法を使い、妹との二人暮らしを強行した過去を持つ。

・MedisonusのCEOであるViktoriaはガンに侵されており余命6か月だった。
・Viktoriaの兄のOliverは、妹に対して屈折し偏執的な興味を抱いていた。

・Gertrud Kofoedは、EUサミットに出席の大臣を皆殺しにしようと画策したクレイジーな天才化学者。
でも大臣の首をすげ替えたからといって、新しい大臣達が環境問題に対してスピーディなアクションを取る保証はないと思うんだけどなぁ。

・Gertrudが夫のOliverをテーブルランプで撲殺したのは、Viktoriaを救う人道的理由からではなく、生物兵器としてViktoriaを生かし続ける必要があったため。

・PernilleはViktoria の吐血を浴びてしまい絶望の末、自らの銃を使って自殺。このシーンやるせなかったです(;_;)

・Gertrudは人里離れた倉庫で犯行声明ビデオを撮影中、何者かに射殺される。
黒幕は、Gertrudではなく、もっとその上の首謀者がいた。これ誰でしょう?船の持ち主のMarcus Stenberg?Viktoriaと彼は同級生ですよねー。

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「ザ・エクスパンス」(The Expanse) Season2を観ました♪

Netflix
09 /14 2017
Season1の内容を大分忘れてしまっていたので、Season2の前半は日本語字幕付きで見ました。
キャラ、勢力図がようやく頭に入ってきて、後半は英語字幕で何とか大丈夫でした(*^ー゚)v

結論から先に申し上げますと、SFファンなら必見の作品です。

美しいビジュアル、音楽、政治的パワーゲーム、陰謀、アクション、ユーモアに満ちたセリフと見どころ満載!
哲学的、スピリチュアルなメッセージ性が高い作品である「Battlestar Galactica」と比較すると、「The Expanse」の方が、出自の違いから生まれる格差、国際間の軍拡競争、一枚岩ではないテロリストといった現実の社会問題への風刺がピリッと効いた作品かなー。



Season1は複雑な設定の理解が難しく、振り落とされそうになりながら何とか視聴完了でしたが、Season2はペースが上がって1話からすごく面白いですよー。
特にIMDbでも9.6という驚異的な数字を叩き出してる、第5話「望郷」"Home"は鳥肌が立つエピソードでした。
ずっと語り継がれる伝説的神回になると思います。

Season2では、原作2作目"Caliban's War"の半分くらいが映像化されたとか。

このままのペースですと、"Caliban's War"のラストはTV Season3の第4-5話あたりになるのではと予想されています。
大きな出来事が2つほど起きるらしいので楽しみです。

多くの人に評価されて、原作全てが映像化されるといいですねー。



【ネタバレ Season2で起きた主な出来事 】
記録として記しておきます。

・火星軍が土星の衛星フェーベを核爆弾で破壊したことを受け、地球側は火星の衛星ダイモスを破壊。

・Thoth Stationに居たトップ科学者Antony DresdenをMillerが射殺。

・Anderson Dawesは、Diogoの助けを借り、唯一の生き残り科学者Cortazarを連れて逃亡。

・Bobbieは、Captain Martensを脅しガニメデ事件のきっかけとなった"Project Caliban" を知る。

・Sadavir Errinwrightは、「Avasarala がMaoと面会する」と聞き劣勢は挽回できると判断。
火星の国防相(Pyotr Korshunov)を殺害。ガニメデでProtomolecule生物を探査中のKarakumを爆破。またMaoにAvasarala殺害を強要。

・Somnambulist には52人の避難民が乗船。←Naomi&用心棒Belterが子供、女性を優先にと説得する場面にジーン(;へ:)

・Praxがミサイルの中のnuclear core 弾頭を使用してprotomolecule monsterをおびき出す作戦を提案。
作戦は成功し、monsterはメインエンジンの排気でBBQ状態に。磁石と壁の間で身動きが取れなくなっていたHoldenが助かりホッ。

・エレベーターシャフトを使いこっそり抜け出したBobbieがpower armorを装着。Maoの手下を倒し、Avasaralaと負傷したCotyarを救う←このmontageがカッコ良かった!

・金星に近づいたUN 科学チームの船(Arboghast)は突然停止し、細かく空中分解。しかし乗組員は木端微塵になっていないので、protomoleculeは好奇心で彼らを調べているのかも。

・Naomiはprotomoleculeのサンプルの破壊をせず、Fred Johnsonに渡したと重大な告白をする。これビックリしましたが、 The United Nationsも火星も所持しているprotomolecule。既に兵器として認識されているわけだから、 Beltも所持しなければバランスが崩れるというNaomiの考え方も一理あり。Fred Johnsonは信頼の置ける人物ですしねー。

・木星の衛星イオにおいて、MeiはDr. Stricklandによってカプセルに入れさせられている。 protomoleculeはまだ注入されていない?

【ネタバレ感想】
JulieがErosを操縦していると理解した時のMillerのシーン。美しくも切なく悲しい場面で思い出すたびに涙が溢れます。
アル中で厭世的だった彼はJulieに一目ぼれだったのでは?
調べれば調べる程、「億万長者の娘でありながら、父に反発しOPAの活動に飛び込み、志高く生きていたJulie」に強く惹かれていきましたね。

そういえばJulieは死の直前、まだ実際には出会ってはいないMillerの姿を一瞬見ています。
ある意味、protomoleculeが時空を超えて二人を繋げたようにも見えました。
MillerをBlue Falconへ導いたのも、protomoleculeの青白い光で輝いている「Julieのアパートの外で見えた小鳥」ですしねー。

ヘルメットを外し覚悟を決めたMillerはJulieを説得します。"But we don't have to go to Earth, right? Why don't we go to Venus? "
"hey, I need you to know, whatever happens, wherever you go, you're not going to do it alone."
"Whatever happens, happens to both of us.It's going to be okay."
"You belong with me."
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「ジ・アメリカンズ」(The Americans)Season 5 観ました♪

Netflix
09 /11 2017
Paigeがいらつく、Boring、dragged on horribly to the point of losing interestと散々なレビューを事前に読んだので、実はSeason5を観ようか躊躇しました。
取り敢えず数話を見てから、継続を判断しようと思い視聴開始。
結果、一気見です(笑)
何だかんだ言っても、一定以上のクオリティは維持していますよー。



確かにSeason3までのviolence・action・espionage・secretてんこ盛りのスピード感あふれるスパイ・スリラーはもう存在しません。
それを求め視聴すると、かなりガッカリでしょう。
でもシーズン全体を俯瞰すると、なぜ今この展開なのか制作者の意図が見えてくると思います。

次のシーズンがいよいよファイナルシーズン!
記録の為に今シーズンの出来事、レビューを書き記しておきます。

【ネタバレ注意】

1話の穴掘りシーンは秀逸
本物のスパイ行為とは007のような華やかな活動とは違ってあんな感じなんでしょうねー。
Hansが感染したと理解してからの、Elizabethの素早い動き。痺れます。
彼女なりの安楽死の実行ですね。

Marthaのストーリーラインが胸を打つ
孤児のOlyaを養女にするのかしら?
小さな少女との日々が孤独なMarthaに少しでも希望の光をもたらすことができると良いのですが....。

Philipの息子Mischa
危険を冒してアメリカに渡ったのに、 Gabrielによってあっさり追い返されてしまいました。
しかしPhilipのbrotherが唐突に現れ、Mischaと一緒に暮らし始めホッ。

Pastor Tim退場
ウザキャラなので、もう出て来なくていいです(笑)
ずっとアルゼンチンに居てください。

Stanのガールフレンド Renee はスパイ?
Stanが「対敵情報活動の部署を去ろうと思っている」と伝えた時のReneeの反応、不自然でしたよね?
ガールフレンドならば、彼氏が幸せでいられる部署での仕事を望むのが普通だと思うのですが...。
StanがスパイであるReneeへわざと偽情報を伝える展開とか面白そうw

冷血Tuanは若き日のElizabethそのもの
Morozov家の話はあまり面白くなかったけど、Tuanを描くことにより、「Elizabethは長年アメリカに滞在することにより、ソフトになった」と表現したかったのだと理解してます。

Alexei Morozovの妻、EvgheniyaはCIA職員と浮気
モスクワに居るこのCIA職員を、KGB側がEvgheniyaを通して利用するプロットはあり得ます。

Pashaがアメリカに馴染めない苦悩
PaigeやHenryがいきなりソ連に移ったら、どうなるかを暗に描いていたじゃないかなー。

Henryには数学の才能があった
全寮制のスペシャルな学校で才能が花開くと良いのですが....コトはそう簡単には行かないのがこのドラマの宿命。

Sofiaの彼氏Gennadi Bystrovは何者?
つきあいが短いのに求婚して、情報料の値上げ要求とは怪しいですよねー。
ポリグラフテストはパスしましたけど。

Kimmy父(Isaac Breland)がCIAソビエト部長へと昇進
Soviet Divisionの盗聴ほど重要な任務はありません。
PhilipはKimmyと会い続ける必要がありそう。

本当は盗聴テープを捨て、昇格の話は聞かなかったことにしたかったPhilip。
Elizabethとの信頼関係が失われてしまうことを怖れ思いとどまりました。

テープの存在を伝えると、案の定、Elizabethはソビエト行きを諦め、スパイ活動の続行を決めました。
しかし彼女自身がTuanに伝えたように、一人では危険すぎます!
やはりシーズン6も夫婦で助け合っていくのでしょう。

StanとOlegの友情がカッコ良すぎる
StanはOlegを救うため、自らの失職の危険をおかして、CIAを脅しました。
有能で曲がったことが嫌いで、情に厚い二人って似ていますよねー。
敵側でなければいいbuddyになれたんじゃないかなー。
シーズン5で、お互い自分の職務に疑問を持ち始める部分もそっくりでした。

Olegは社会主義に幻滅?
横行している賄賂を捜査中、上層部の腐敗、官僚主義の壁に突き当たっていましたよねー。
また母も理不尽な投獄の憂き目に遭っていることが明らかになりました。

ElizabethとPhilipも任務に疑問を感じるように

1)ラッサ熱ウイルスのサンプル獲得は祖国の防衛の為と聞かされていた→実はサンプルを基にソ連が生物兵器を作りました(サンプルゲットの際、Hansを殺しちゃったんですけどぉ)

2)アメリカはソ連に輸出される穀類に害虫の卵をつけることにより、ソ連の食糧難を狙っている→実はアメリカの科学者は、害虫に耐えられる麦を研究中という理想主義の善人でした(知らずに害虫の研究者を殺しちゃったんですけどぉ)

3)何百人もの同胞のロシア捕虜を殺したナチスの協力者の暗殺命令→実は彼女は16歳の時に両親をナチスに殺害され、泥酔させられ殺人を強要された戦争被害者でした(現在のアメリカにとって全く無害の老夫婦殺しちゃいましたよぉ)

立て続けにこんなミッションを命令されたら、(゚Д゚)ハァ? ってなりますって!

この忠誠心の揺らぎがシーズン5の大きなテーマだったのでしょう。
イライラするほど消化不良の意味不明なミッションは制作者が故意に作っているんですよねー。
だって、ハラハラドキドキ、最終的にカタルシスのあるスパイストーリーを挿入したら、ぶれてしまいますもの。
いくつかのpodcastを聞いて理解を深めたら、このシーズンは酷評されるほど悪くないかなーと思うようになりました。

【英語の聞き取りやすさ】
原語のみ字幕なしでの英語理解度は75%くらいでした。

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Netflixオリジナルシリーズ 「ユニークライフ」(Atypical) S1観ました♪

Netflix
08 /29 2017
imdbでも8.4と高評価で、warm、funny、relatableという好意的なレビューが多かったので視聴開始。
期待を裏切らない良作でした♪

【あらすじ】自閉症スペクトラムを抱える18歳の高校生サムの自分探しの物語。
ガールフレンドを作る決心をしたサムと、息子に芽生えた自立心に動揺しながらも共に成長していく家族の姿を描く。


【感想】
「The Big Bang Theory」のSheldonの高校生時代を描いたファミリー・コメディドラマをイメージして貰うと近いかしら?
但し、主人公SamにはSheldonのような天才的要素はありません。

彼は騒がしい場所が苦手で、ノイズキャンセリングのヘッドホンが欠かせない毎日。
得意科目は生物。南極とペンギンの話ばかりするSamに、果たして彼女はできるのか!?
こんな感じで物語は始まります。

主人公Samの成長、そして彼を取り巻く家族・友人の涙あり、笑いありの日常がバランスよく描かれているドラマでした。

Samの率直な物言いにハラハラし、妹Caseyの男前ぶりに胸のすく思いをし、父Dougの恋愛アドバイスに笑い、母Elsaの子育て終了間近の空虚感に非常に共感しながら、楽しく視聴しましたよー。

1話が30分程度で、1シーズンが8話と短いので、気負わずさくっと見られます(^^)

【ネタバレ感想】

私はElsaに感情移入しながら視聴。夫のDougは一時家族の元を去っていたとか...Elsaは全てを犠牲にして、やっと息子をここまで育ててきた自負があります。
ところが、息子は自立の道を歩み始めています。もはや自分は必要とされなくなるのか...。
彼女の戸惑いが非常にリアルに描かれていましたねー。
ぽっかり空いた心を埋めるように、若いバーテンダーとのかりそめの恋に走ってしまいます(゚д゚)
しかし不倫の代償は大きそう....。

私は上手く「空の巣症候群」が描かれていると思ったのですが、掲示板を読むと、Elsa is being so annoying/She is approaching Skyler levels for meとElsaに辛辣な意見が多いですねー。

Samの方は、ZahidやPaigeという素晴らしい友人もいることですし、CaseyがClayton校へ行っても何とかやって行けそう(*^ー゚)v
特にプールに落ちたネックレスをタキシード姿でPaigeに渡すSamは、まるで「小石をプレゼント」するペンギンの求愛行動のようでキュートでした(笑)

あとはElsaの過ちを夫のDougが許してくれると良いのですが...。
事はそんなにすんなり進むとは思えないので、シーズン2では離婚話が浮上しそう(;_;)
一方でDougにも「息子の自閉症に真正面から向き合わなかった」という引け目があるので、夫婦が歩み寄れば離婚回避は可能かも?

【可笑しかったセリフ】
“twat”

I just got a hand job in an igloo.

Stop banging the bartender!

【心に残ったセリフ】
“Sometimes I wish I was normal” “Dude, Nobody’s normal.”

“People think autistic people don’t have empathy, but that’s not true. Sometimes I can’t tell if someone’s upset but, once I know, I feel lots of empathy… maybe even more than neurotypicals.”

That's the first time you ever hugged me on your own.

【英語の聞き取りやすさ】
原語のみ字幕なしでの英語理解度は80%くらいでした。
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kaede

ご訪問ありがとうございます。

主婦が脳トレの一環として備忘録的に綴っています。

こだわりは、リスニング力向上と没入感重視の為、極力字幕なしでドラマを見ること。とは言っても大体60-80%くらいの理解度(-_-;)
製作者の方ごめんなさーいと心の中で謝りつつ今日も視聴中(^^)

不明点は、reviewを語っているPodcast、海外掲示板の情報で補っています。

拍手をして下さる方へ・・心から感謝しています。どなたか分からない為、お一人お一人にお礼が言えず心苦しいのですが、大変励みになります。